文京区にある「東京健生病院」はどんな病院?周辺の家賃相場もご紹介

文京区にある「東京健生病院」はどんな病院?周辺の家賃相場もご紹介

お引っ越しを検討される際は、周辺にどのような施設があるのかも把握しておくことが大切です。
たとえば年配の方がいるご家庭は、大きな病院が近くにあると日々の暮らしに安心感をもてるでしょう。
そこで今回は文京区にある「東京健生病院」について、概要や取り組みなどをご紹介します。
また周辺の家賃相場についてもご紹介しますので、文京区に引っ越しをお考えの方はぜひ参考にご覧ください。

文京区にある東京健生病院の概要

文京区にある東京健生病院の概要

家の近くに病院があると、通院時の負担を軽減できるというメリットがあります。
とくに年配の方は少しの転倒でも大きな怪我に繋がりやすいため、近くに病院があると安心です。
文京区には多くの病院がありますが、今回はそのなかでも東京健生病院にスポットをあて、概要からご紹介します。

概要①基本理念・基本方針

東京健生病院の理念は、「生協組合員と職員の力を合わせて、地域の人々から信頼され、よりどころとなる病院を目指す」です。
この理念をもとに以下の基本方針を定め、地域の人々から信頼され、安心て通院してもらえる手厚いサポートをおこなっています。

●安全、安心、納得の医療を目指す
●「いのちの章典」に基づいた人権を尊重する無差別・平等の医療を目指す
●HPH(健康増進拠点病院)活動を通して、患者、地域、職員の健康づくりを進める
●職員の教育、研修及び研究活動を通して、質の高い地域医療を目指す
●地域の人々と共同して保健、医療、福祉のネットワークをひろげ、安心して住み続けられるまちづくりを進める
●生協組合員と職員に開かれた運営を行い、信頼を受ける経営を目指す


上記の「いのちの章典」とは、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実を目指して権利と責任を明らかにしたものです。
東京健生病院では、このいのちの章典に基づき、人のいのちを軽んじることなく、人権を尊重する無差別・平等の医療を提供しています。

概要②沿革

東京健生病院は、1982年に地元住民の「日常的に気軽にかかることのできる医療機関がほしい」という思いから開設された病院です。
地元住民が少しずつお金を出し合って設立し、「鬼子母神診療所」という小さな診療所からスタートしました。
1979年に鬼子母神保健生活協同組合を発足し、1981年に東京保健生協と鬼子母神保健生協が合併、1982年に東京健生病院が開院します。
50年の間に少しずつ組合員の数が増え、今では一般急性期、回復期リハビリテーション、そして療養病床をもつ136床の病院へと発展しました。

概要③診療科目

東京健生病院には、内科と外科があります。
一口に内科といっても細分化が進み、東京健生病院にあるのは一般内科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・腎臓内科・糖尿病内科です。
さらに地域包括ケア、回復期リハビリ、療養病床を備え、慢性期医療から在宅医療まで幅広い医療を提供しています。
健康診断や人間ドック、オプション検査なども扱っているため、通院歴のない健康な方でも近くにあると便利な病院といえるでしょう。

●所在地:東京都文京区大塚4-3-8
●アクセス方法:地下鉄丸ノ内線「新大塚駅」より徒歩約7分

文京区にある東京健生病院の取り組み

文京区にある東京健生病院の取り組み

東京健生病院の特徴は、慢性期医療から在宅医療まで幅広い医療を提供していることです。
具体的にどのようなことをおこなっているのか、東京健生病院の取り組みについて見ていきましょう。

取り組み①医療相談室

病気や怪我をきっかけに、さまざまな問題が起きることがあります。
東京健生病院では、療養生活に伴って起こる心配事や諸問題をともに考え解決できるよう、医療相談室を設けています。
医療相談室とは、病気やケガをした患者やその家族が、安心して治療や療養生活を送れるよう、相談や支援をおこなう場所です。
医療相談室の相談内容には、治療方針だけでなく、医療費や生活費に関する問題、人間関係についての悩み、不安などもあります。
相談には会福祉士や精神保健福祉士といった専門職員が対応し、秘密は厳守されるので安心して相談することができるでしょう。

取り組み②透析センター

東京健生病院では透析センターも備えており、各種検査(血液検査、レントゲン、CT、 エコー等)に即対応することが可能です。
院内の他の診療科と連携して専門的な医療が受けられる体制を整え、必要に応じてリハビリテーションもおこなっています。
従来の透析法と比較して多くの老廃物を除去できるとされる、最新の透析治療法「オンラインHDF」を全台に設置しているのも特徴です。
オンラインHDFは大量の体液を除去して透析液を注入する治療法で、透析患者の予後改善や合併症の予防に効果が期待できます。
さらに、ヘルパー資格を有する運転手による送迎サービスや包括的支援、栄養指導など、透析患者の生活サポートに力を入れています。

取り組み③在宅医療

「住み慣れた地域で暮らしたい」という患者さんの思いを尊重するため、東京健生病院では在宅医療もおこなっています。
「強化型在宅支援病院」として法人内の4診療所と連携を取り、24時間365日在宅での療養を支えながら、地域包括ケア病床、回復期リハビリ病床、療養病床を兼ね備え必要な医療・看護を提供しています。
対象者は、難病や重度障害の方、脳卒中(脳梗塞・脳出血)により後遺症がある方、がんの終末期を自宅で過ごしたい方、認知症を患い一人で通院ができない方などです。
医師と看護師が定期的に訪問診療(月2回)を実施し、必要に応じて臨時の往診や入院対応もできます。

文京区にある東京健生病院周辺の住みやすさと家賃相場

文京区にある東京健生病院周辺の住みやすさと家賃相場

駅周辺の住みやすさや賃貸物件の家賃相場を把握しておくと、条件にあった物件を見つけやすくなります。
最後に、東京健生病院の最寄り駅である「新大塚駅」周辺の住みやすさと家賃相場をご紹介します。

新大塚駅周辺の住みやすさ

新大塚駅周辺は、交通利便性の良さと落ち着いた住環境が魅力のエリアです。
新大塚駅を通るのは東京メトロ丸ノ内線で、池袋駅まではたったの3分でアクセスできます。
大手町や銀座といったオフィス街も通過するため、都心で働く社会人の方にもおすすめです。
駅から2分ほどの場所には、敷地内に図書館を備えた大塚公園があり、散歩や調べ物をしたい時に便利です。
また、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、病院、銭湯、数は少ないものの飲食店もあります。

新大塚駅周辺の家賃相場

次に、新大塚駅周辺の家賃相場を確認してみましょう。
一人暮らしに適しているワンルームの家賃相場は8万8,100円、1Kは約9万4,300円です。
カップルにちょうど良い広さの物件は、1DKが11万2,400円、1LDKは14万1,600円が目安と考えておきましょう。
またファミリー層に人気の2LDKは18万9,300円、3LDKが27万7,700円が相場です。
新大塚駅周辺の家賃は、丸ノ内線沿いでも文京区内でも安いほうで、知る人ぞ知る穴場エリアとも言われています。
「家賃は抑えたいけれど都心へアクセスしやすい地域に住みたい」という方におすすめです。

まとめ

東京健生病院は地域との連携を大切に、慢性期医療から在宅医療まで幅広い医療を提供する病院です。
健康診断や人間ドッグも扱っているので、働き盛りの方にとっても、近くにあると便利な病院といえるでしょう。
最寄り駅である新大塚駅周辺は、都心への交通アクセスが良く、池袋駅までは3分程度でアクセスできます。
文京区のなかでは比較的家賃が安い傾向にあるので、住まいをお探しの方はぜひこちらのエリアをご検討ください。