文京区にある日本医科大学付属病院の概要とは?周辺の家賃相場も解説!
持病をお持ちの方や体調を崩しやすい方がご家族にいる場合、引っ越し先の近くに大きな病院があると安心ですよね。
また万が一に備えて、救急にも対応している病院の近くに住みたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
文京区には歴史ある総合病院が複数あり、「日本医科大学付属病院」もその中のひとつです。
今回は文京区に引っ越しをご検討中の方に向けて、日本医科大学付属病院の概要や取り組みなどを解説します。
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文京区にある日本医科大学付属病院の概要とは?
日本医科大学付属病院は、創立110年以上という長い歴史と信頼を誇る私立医科大学です。
まずは日本医科大学付属病院がどのような病院なのか、その概要から確認しておきましょう。
日本医科大学付属病院の理念
日本医科大学付属病院の教育理念は、「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」です。
また「つくすこころで良質な医療を提供し、教育の場として優れた医療人の育成に努めること」を理念に掲げています。
日本医科大学が大切にしているのは、患者さんの権利を尊重し、地域の基幹病院として、保健・医療・福祉に貢献することです。
常に患者さんの立場に立ち、病状と治療に関する充分な説明を行い、安全で安心な質の高い医療を提供しています。
日本医科大学付属病院の沿革
日本医科大学付属病院の歴史は、1876年(明治 9年)に長谷川泰が済生学舎を開設したところから始まります。
済生学舎は、医師の早期育成を目的として設立され、これまでに多くの医療人・医学研究者を輩出してきました。
それからおおよそ30年後の1904年(明治37年)に、磯部検三が私立日本医学校を創立します。
そして1910年(明治43年)に、現在の日本医科大学付属病院となる「私立日本医学校付属駒込医院」を開設。
1954年(昭和29年)に日本医科大学付属医院と改称、1963年(昭和38年)に現在の名称である日本医科大学付属病院となりました。
それ以降、本邦初の救命救急センターの設置や特定機能病院の認可などを通じて、時代に応じた高度医療を提供し続けています。
日本医科大学付属病院の診療科
日本医科大学付属病院には、内科や外科をはじめ、小児科、眼科、皮膚科、耳鼻科などさまざまな診療科・部門があります。
救急診療科も備えているため、診療時間外の体調不良や子どもの怪我など、万が一の時にも対応できるという安心感があります。
また特定機能病院の認可、地域がん診療拠点病院の指定を受けており、先進医療を受けられる点も大きな特徴です。
●所在地:東京都文京区千駄木1-1-5
●アクセス:東京メトロ南北線「東大前駅」から徒歩約5分
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文京区にある日本医科大学付属病院の取り組みとは?
日本医科大学付属病院では、地域社会に貢献するさまざまな取り組みを行っています。
ユニバーサル外来
日本医科大学付属病院では「ユニバーサル外来」を導入しています。
ユニバーサル外来とは、診療科ごとに固定の診療ブースを持たず、複数の診療科が1つの診療ブースを共有するシステムです。
診療ブースを共有して利用することで、限られた診療室をより効率的、弾力的に運用する効果が期待できます。
クリニカルパスの導入
日本医科大学付属病院では、医療をより安全に進めるためクリニカルパスも導入しています。
クリニカルパスとは、病気の治療や検査に対して、標準化された患者さんのスケジュールを表にまとめたものです。
医師や看護師、薬剤師、管理栄養士など、多くの医療スタッフと事務部門が共同して作成します。
クリニカルパス使用の目的は、患者さんやご家族と医療従事者間での臨床経過の共有、チーム医療強化、医療の標準化です。
クリニカルパスを用いることで、入院中のスケジュールをより詳細に把握できるため、患者さんは安心して治療・検査を受けられます。
がん教育授業
日本人の2人に1人が生涯に1度はがんは、健康に関する国民の基礎的教養として身に付けておくべきものとなりつつあります。
平成28年12月には「がん対策基本法」が改正され、がん教育に関する条文が新たに盛り込まれました。
このような状況を踏まえ、日本医科大学付属病院では、小・中学生および高校生を対象とした「がん教育授業」を実施しています。
具体的には、がん診療に携わる医療従事者を外部講師として学校に派遣し、がんに関する正しい知識の普及啓発に努めています。
病院のホームページにこれまでの実施報告書が記載されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
社会貢献・地域活動
日本医科大学付属病院では、国内の集団災害に対する貢献や訓練の実施、災害教育の実践などを行っています。
東日本大震災が発生した際には、医師・看護師・薬剤師による災害派遣チームが現地に向かい、合計26回の支援活動を行いました。
また警視庁や東京消防庁などと連携して、テロ災害や放射線事故など、あらゆる事態に対応できるようさまざまな訓練を行っています。
患者さんの急変時の対応及び火災時の対応についても、職員に対して定期的な訓練を実施しているため、安心して通院ができるでしょう。
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日本医科大学付属病院周辺に住みたい!住みやすさや家賃相場
日本医科大学付属病院の近くに住みたい場合は、最寄駅である「東大前駅」の周辺がおすすめです。
文京区のなかでも人気が高い地域なので、引っ越しを検討する際は家賃相場についてもしっかり確認しておきましょう。
東大前駅周辺の住みやすさ
駅周辺と聞くと騒がしいイメージをお持ちの方も多いですが、東大前駅周辺は簡素で、大きな商業施設などもありません。
周辺は静かで落ち着いた住宅街となっており、大学をはじめ人気の公立小学校や中学校があるため、学生の姿が多く見られます。
買い物施設が充実しているとは言えませんが、ミニスーパーマーケットが点在しているので、食材の買い出しには困らないでしょう。
白山駅まで足を伸ばせば、ドラッグストアや少し広めのスーパーマーケット「コープみらい」などもあります。
新宿駅や池袋駅、渋谷駅などの都心部にも30分程度でアクセス可能という、交通利便性の高さも大きな魅力です。
また治安の良さにも定評があり、東大前駅周辺がある文京区の犯罪発生件数は他の区と比べて少ない傾向にあります。
小さな子どもがいるご家庭はもちろん、学生や女性の一人暮らしにもおすすめのエリアです。
東大前駅周辺の家賃相場
間取り別にみる東大前駅周辺の家賃相場は以下のとおりです。
●ワンルーム:8.14万円
●1K:8.7万円
●1LDK:15.2万円
●2LDK:20.4万円
●3LDK:27.82万円
一人暮らしの場合、予算が9〜10万円ほどあれば幅広い選択肢の中から物件を選べるでしょう。
1LDKでは家賃で月々15万円ほど、ファミリー層に人気の2LDK以上となると20万円を超える物件がほとんどです。
ただし駅の近くであっても、築年数が古ければ比較的家賃を抑えて物件を借りることもできます。
設備や間取り、駅までの距離など、外せない条件と妥協できる点を明確にした上で、物件探しを行いましょう。
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まとめ
文京区にある日本医科大学付属病院は、長い歴史と信頼を誇る私立医科大学です。
患者さんの目線に立った質の高い医療を提供するとともに、さまざまな活動を通して地域社会に貢献しています。
日本医科大学付属病院の近くに住みたい場合は、ぜひ治安が良く幅広い層におすすめな東大前駅周辺をご検討ください。
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