文京区にある「東京大学」の本郷キャンパスと弥生キャンパスの概要をご紹介

東京都文京区には、日本を代表する大学のひとつ「東京大学」が存在します。
しかし、学部やキャンパスの概要など、詳細まではあまり深く把握していない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、文京区にある東京大学について、本郷キャンパスおよび弥生キャンパスの概要を解説します。
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文京区にある「東京大学」の概要

東京大学について知るために、まずは概要を探りましょう。
概要1.使命と教育理念
東京大学は、世界中のさまざまな分野において指導的役割を担う「世界的視野をもった市民的エリート」の育成を使命として掲げています。
その使命を果たすために、東京大学では、以下の条件を満たす人材の育成を目指しています。
●日本の歴史および文化に対して深い理解を示す
●国際的な視野を持つ
●高度な専門知識にもとづき問題を見つけ、解決する能力を備える
●市民に必要な公共的な責任を持つ
●社会を切り開くための強い精神を発揮し、自分から考えて行動する
東京大学でのカリキュラムを通じて、学生たちは知識を深め、自主的に物事を考えて実行する力を身に付けます。
概要1.沿革
東京大学は明治10年4月、当時の「東京開成学校」「東京医学校」を合併して創設されました。
創設時は法学部・理学部・文学部・医学部の4学部に、東京大学予備門を付属する形だったと沿革に記されています。
明治13年には法学部と理学部、文学部に大学院の前身となる学士研究科が設置され、8年後の明治21年に法学部や医学部など5学部の各5名に対して初の博士号が授与されます。
大正時代に入ると経済学部が新設されたほか、航空研究所や東京天文台など新たな施設も導入されました。
4月1日を始業日、翌年の3月31日を終業日とする現在の学年暦は大正10年4月から開始されています。
時代が昭和へと移り変わると、24年に新制東京大学の創設にともない教養学部と教育学部が新設されたほか、33年には薬学部が設置されます。
また、平成16年には国立大学法人化により「国立大学法人東京大学」となり、その13年後の平成29年には指定国立大学法人に指定されました。
概要3.教育の仕組み
文京区にある東京大学は「学部前期課程」と呼ばれる教養学部と「学部後期課程」と呼ばれる専門学部の2学部制です。
教養学部では、最初の1年半を文科と理科で各一類から三類まで、合計6つの類に分かれて教養と人間力の成長を図ります。
残りの半年では、進学先として内定を得た学部・学科に必要な専門科目の基礎を中心に学習を進めます。
専門学部も教育学部と同じく2年間で学習を進めますが、医学部医学科ならびに農学部獣医学過程そして薬学部薬学科は4年間になるため注意が必要です。
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文京区にある「東京大学」本郷キャンパスの概要

東京大学の主な概要に触れたところで、次はキャンパスの基本情報を確認しましょう。
まずは、東京大学のメインとなる「本郷キャンパス」の情報です。
東京大学本郷キャンパスとは
東京大学本郷キャンパスは、法・経済・教育・理などの8学部にくわえて、複数の大学院と附置研究所などを有する、いわば東京大学の中心的存在です。
最寄りの駅には、東京メトロ丸ノ内線と都営大江戸線の停車駅「本郷三丁目駅」や東京メトロ南北線「東大前駅」などがあり、文京区外からもアクセスしやすいでしょう。
本郷キャンパスに通う学生は、3年生以上の学部生と大学院生の一部で、キャンパス内には落ち着きと厳粛な雰囲気が漂います。
また、本郷キャンパス内には食堂や図書館などの施設のほか、カフェやコンビニエンスストアもあり、毎日学生だけでなく観光客や修学旅行中の学生の出入りも見られます。
東京大学本郷キャンパスの学部
文京区内の本郷キャンパスは全8学部で、東京大学が管理する全キャンパスのなかで、もっとも多くの学部を有するのが特徴です。
具体的には、法学部・医学部・工学部・文学部・理学部・経済学部・教育学部・薬学部が該当します。
たとえば、法学部では第一類から第三類までに属する学生を対象に、法学はもちろん、法学と対をなすとされる政治学を併せて学習します。
工学部においては、学問分野の基礎知識を固めつつ、高度な専門的スキルが身に付くよう設計された学習デザインが印象的です。
さらに、薬学部は4年制の「薬科学科」と6年制の「薬学科」を併設するなど、学部ごとにさまざまな特色が見られます。
東京大学本郷キャンパスの施設
文京区にある東京大学本郷キャンパスは、施設を代表するシンボルが複数存在する点が特徴的です。
この場所だけでも、国の重要文化財である「赤門」や紛争の地として知られる「大講堂(安田講堂)」をはじめ、夏目漱石の作品の舞台としても知られる「三四郎池」を確認できます。
また、食堂は2018年に新装オープンしたほか、2年後の2020年には総合図書館も改修工事が終了するなど、ところどころ新たに生まれ変わった部分も見受けられます。
●所在地:東京都文京区本郷7-3-1
●アクセス方法:東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩約1分
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文京区「東京大学」弥生キャンパスの概要

文京区にある東京大学本郷キャンパスの次に確認するのは、弥生キャンパスの基本情報です。
東京大学弥生キャンパスとは
東京大学弥生キャンパスは、本郷キャンパスのすぐ向かい、言問通りに面した場所にあり、キャンパス間は陸橋を通じてアクセスできます。
キャンパス内は閑静な雰囲気で緑も多く、銀杏など大きく育った木々を随所で確認でき、静かな環境のなかで日々勉学に励めるでしょう。
東京大学弥生キャンパスの学部
文京区にある東京大学弥生キャンパスは、正式名称を「農学部キャンパス」といい、農学生命科学研究科および農学部生の通学先です。
農学生命科学研究科では、グローバル基準の研究をすすめるとともに、世界で活躍できる人材育成を目指しています。
農学部は、「実験生命科学系」や「動物医療科学系」など3課程14専修構成で、種類豊富なカリキュラムから選択して履修する自由度の高さが魅力的です。
弥生キャンパスで農学に関する知識や経験に触れるなかで、将来的に人類社会に貢献できる力が養われるでしょう。
東京大学弥生キャンパスの施設
文京区にある東京大学弥生キャンパスでは、農学部1号館~9号館にて講義や研究、実験などがおこなわれます。
なかでも、農学部3号館の中庭は、花壇や高く育った木々などの自然にあふれる空間が広がっており、農学部らしさを肌で感じられるでしょう。
もともと雑草や病害虫による影響で荒れ放題だったところを、職員のボランティアグループが整備したもので、学生たちの憩いの場として活用されています。
農学系の蔵書数では、日本最大規模を誇る図書館、学生たちの情報伝達ならびに交流の場として用いられる「学生サービスセンター」など学生向けの支援施設も充実しています。
また、2010年竣工、地上8階建ての「フードサイエンス棟」には、食の安全研究センターのほか、カフェメニューや軽食が楽しめるカフェが営業中です。
書籍や文房具などを扱う農学部生協、学生たちの空腹を満たす食堂も敷地内にあるため、日常の買い物や食事程度であれば、弥生キャンパス内でできるでしょう。
●所在地:東京都文京区弥生1-1-1
●アクセス方法:東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩約1分
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まとめ
文京区にある東京大学の概要は、国内外で指導的役割を果たせる人材育成を使命に掲げている点です。
本郷キャンパスは、8つの学部に通う学生が集う場所で、東京大学が管理するキャンパスでは大規模といえます。
弥生キャンパスは、農学部に通う学生向けで、研究や実験などを通じて農学に関する知識の習得が期待できるでしょう。
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